7年目 2014年入職 N.N
インタビュー + スタッフ募集
どうして医療秘書を目指したの?
商業高校で簿記などを勉強していたので、将来事務系の仕事に就くのかなというぐらいで、特に医療系に進もうと考えていたわけではなかったんです。進路を決めるころになってそろそろどこかに・・・と思っていたところ、先生から二田哲博クリニックの求人を紹介されたんです。「これも何かの縁かな」と思って応募しました。親戚が二田哲博クリニックを知っていたことも理由のひとつです、が、あとで通院していたんだって知りました。面接をしてもらって無事入職することができたのですが、最初に与えられた仕事は医療事務ではなく医療秘書でした。
入職後、どうだった?
全く医療に関する知識がなかったので、大変でした。入職してしばらくの間、仕事中の会話すら理解できませんでした。たくさんドラマやマンガで医療がテーマの作品とかあると思うんですけど、私はひとつも観たことがなくて「何で私、医療系に就職したんだろう。何でここで働いているんだろう。」と思っていました。それでも一生懸命、私なりに頑張ってみました。が、なかなか仕事が覚えられず、そんな時に医療事務・受付に転属するように言われました。正直、自分が全然出来ていないことが分かっていたので「辞めなさい」と言われると覚悟していたのですが、出来ない私を配置換えまでして雇い続けてくれることに申し訳ないという気持ちでした。だからこそ次こそは頑張らなくちゃ!と強く思ったことを覚えています。何とかみんなの役に立ちたい!患者さんの役に立ちたい!と思って心機一転、とにかく頑張ることにしました。
医療秘書をやってみてどう?
入職後2年間は大変の連続でした。とにかく医療事務の仕事を覚えること、そして人と接することに慣れるまで大変でした。なかなか思うように出来ない日々が続きました。だから「自分には合ってないんじゃないか」とずっと辞めようと考えていました。ずっと考えてはいるんですが、なぜか行動にはうつしませんでした。いつも心のどこかで『仕事が出来ていない今の状況ではやめられない』というのがあって、そうしているうちに気づくと2年が経ち、気づくと少しずつですが仕事ができるようになっていました。
学生の時と比べて何が変わった?
大きく違うと思います。何か問題を起こしてしまった時、学生の頃は先生から「私自身」が怒られていましたが、社会人になると私ではなく「先輩」が怒られてしまうのです。私のミスなのに、私じゃない人が怒られる。とても申し訳ない!という思いとミスしないようにしなくては!という思いでとても複雑な気持ちになります。勉強とは違って仕事はひとりでやっているのではなく、クリニックのスタッフの一員としてやっているんだと考えるようになりました。それと学生の時は自分のペースというかのんびり過ごしていた気がするんですが、クリニックはとてもスピーディーです。私たちスタッフがゆっくりやっていると患者さんをその分待たせることになります。だから少しでも早く仕事を進めなくてはいけません。この感覚は学生の時にはなかった、仕事をすることで感じる違いだと思います。
医療事務ってどんなことをするの?
まずは「受付」です。来院した患者さんから保険証を預かり、受診の準備をします。次に「電話応対」です。質問や疑問などの問い合わせに答えます。そして「会計」です。その日の精算を行います。ほかに細かな事務作業がありますが、大きく分けたらこの3つが日々の業務です。毎月の仕事として「レセプト」があります。医療秘書と医療事務の違いは、医療秘書は「電子カルテ」の中で考えますが、医療事務は「状況」で考えます。患者さんやスタッフ、クリニック全体の状況を考えて仕事をするというのが医療事務や受付を担当する私たちです。
どんな風に仕事を覚えたの?
医療事務の先輩が丁寧にひとつひとつ教えてくれます。それを覚えていきます。私はノートにまとめたりしましたが、先輩がやっている姿を見て覚えたりしていました。私なりのやり方ですが、ひとつひとつをバラバラに覚えていくよりも「関連付けて覚えていく」方がいいと感じています。“コレをやるなら関連したコレもやる”という感じです。するとひとつひとつの作業が繋がって全体を理解しやすくなってきます。全体が見えてくるとひとつひとつ作業の意味もより分かるようになってきます。
あなたにとって医療事務ってどんな仕事?
人として成長させてくれる仕事です。私は小さい頃から人と接するのがあまり得意ではありませんでした。上手く会話を続けることができないので、なるべく人と関わらないように避けるようにしてきました。ですが、医療事務の大事な役割として「受付」があります。受付にいる以上、毎日多くの患者さんたちと言葉を交わさなくてはなりません。こちらから積極的に声をかけ関わっていかなければいけません。苦手だなという思いはありながらも毎日続けていく中で、段々と苦手意識が消えていきました。とは言え、今でも難しいと感じることがあります。それは患者さんからの「クレームにどう対応したらいいのか」です。まず患者さんからの言葉に耳を傾け、状況を理解して、その上で患者さんのことを考えて動かなければなりません。特に受付は患者さんにとって一番身近なクリニックの顔ですので、クリニックを代表という意識で対応するようにしています。私はまだまだ力不足で足りない部分があり、すべてに対応しきれてるとはとても言えません。ですが、ひとつひとつを経験していく中で、先輩やみなさんに助けて貰いながら、成長していく自分を実感しています。特に人と接するのが苦手だと自覚があったので、そんな自分に足りない部分が少しずつでも成長していくことをしっかりと感じています。
医療事務にとって大切なことは?
「思いやり」だと私は思います。患者さんに対して思いやりを持つこと。患者さんだけでなく、クリニック全体のことを考えて、スタッフたちのことに対しても思いやりを持つことが大切だと思います。受付のブースには数名の医療事務のスタッフがいます。あるスタッフが忙しそうであれば、私にできることがないか、手伝えることはないかを探すことも思いやりだと思うんです。
医療事務をやっててよかったと思うことは?
私の場合「話せるようになったこと」です。人見知りなので本当に最初の頃はとてもじゃないけどやれる気がしませんでした。私は会話ができないというよりも、会話が続かないんです。上手に話を続けられない。だけど、受付の業務を果たすためには話さなくてはいけません。それを何度も繰り返していくうちに抵抗が少しずつ消えていきました。だから話しかけることはできるようになったけど、会話が上手になったわけではありません。それでも成長した!と思えます。
今どんな感じ?
だいぶ医療事務の仕事には慣れてきましたが、まだまだ先輩に注意を頂いてしまいます。でもそれはどれも私ができていないことを指摘されていることなので、とてもありがたいと思っています。他にもイレギュラーなことが起きた時は、私だけでは処理しきれず先輩を頼ってしまっているので、まだまだ学ぶことはあると思っています。やっぱり私はみなさんに支えられてここまで来られたんだと思っています。
これからの目標、将来の夢は?
「老後を楽しく過ごしたい!」とずっと考えていて。結婚して、子どもを育てて、一人前にして、ぽかぽかとした日射しが心地いい小さな庭の縁側で、お茶でも飲みながら、夫と二人で「よく頑張ったね!これからは自由に愉しもう!」なんて話して、行き先も日程も決めずに、時間の制約もなく、気ままな旅行をのんびりとしたいんです。「あっち行ってみようよ」「ここ気に入ったからもうちょっといよう」みたいな感じ、です。のんびり穏やかに過ごしたい。そんな老後を迎えるためには、今を充実させないといけない。歳を取った時、振り返って後悔がない、やらなくてはいけないことをちゃんとやりきったと言えるから、気ままに過ごせるんだと思うんです。だから、そんな老後を目指して、今、頑張っています。理想の老後を迎えるため、老後を楽しく過ごすために、今頑張って後悔しないようにやっておきたい。だから今頑張っているのは老後のため、なんです。いい老後にとても憧れています。
どんな人が医療事務に向いていると思う?
まず相手の気持ちに寄り添える人。受付とは患者さんの応対をするのが仕事です。相手の気持ちになって考え行動します。ただすべて患者さんの言う通りにするわけにはいきません。クリニック全体のことも考えた上で、誰もが1番よい答えになるように行動しなければなりません。寄り添い過ぎず寄り添う。そこが難しいところだと思います。とは言え、私だって最低限しかできていません。先輩たちにフォローしてもらっています。「ちゃんと寄り添える人」になりたいと思っています。
学生の時と比べて何か変わった?
学生だった頃は特に楽しいと思ったことはありませんでした。ただ社会に出て働くようになってしばらく経った今考えると「楽しかった」と思えます。ただ「楽しいの意味」が違うなって感じています。学生の頃は「遊ぶ」ことが楽しかったんです。でも働くようになって仕事をしていると「やりがい」を楽しいと感じるようになりました。患者さんに「ありがとう!」と言われた時、ものすごく嬉しいです。そしてよかったと思うと同じくらいやりがいを感じるんです。遊んでいる時の楽しさとは違った楽しさが仕事にはあるって思います。
学生のみなさんに一言。
「仕事の楽しみ方がわかる」職場です。患者さんのため、クリニックのためを一生懸命考えて行動した結果、患者さんやスタッフから「ありがとう」と言われる。感謝される仕事が出来た時、とても嬉しいし、楽しくなります。私がどう動いたら相手のためになるだろう、役に立つだろうと常に考えて動く。上手く行かないことも正直たくさんありますが、上手く行った時、この仕事がとても楽しくなります。仕事が楽しいと感じられるようになったのは、ここで受付をやってるからだと思います。私は人と接するのが苦手なので余計に上手くいった時に楽しく感じるのかも知れません。仕事が楽しいと感じることのできる職場だと思います。新しく入って来たのであれば、何でも聞いてください。判らないことがあればちゃんと説明しますし、出来る限り助けます。相談にも乗ります。よりよくなるように一緒に考えていきたいと思っています。うちはドクター以外女性なのでとても働きやすいです。女性同士なので気を遣いません。みんな優しい人ばかりですし、働きやすいです。私はここを選んでよかったと思っています。
インタビュー
医療事務からは、入職時期が異なる2人を紹介します。
募集要項
どこの部署よりも早く患者に接する医療事務が担当する受付は、二田哲博クリニックの顔です。多くの場合、通院は患者にとって大きな負担です。受付の対応次第で診察へのストレスを大きく軽減することができるはずです。手早く業務を進めながら、ひとりひとりの様子をチェック、気づいた点などは電子カルテで担当部署に伝えています。電話対応や会計、レセプトなど二田哲博クリニック内の事務処理を一手に引き受ける医療事務は、正確さとスピードと知識と配慮が求められます。
職種 | 医療事務 |
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仕事内容 | 「こんにちは」から「お大事に」まで患者さんに1番最初に出会い1番最後に声をかける受付は当院の「顔」。受付の応対ひとつで、不安を取り除く事さえできるのです。通院のストレスを和らげられるような細かい気配りが得意な方が活躍できるのが医療事務です。 ■受付として保険証等の確認や来院の理由等をうかがいます ■電子カルテや医事システムORCAでの確認と入力を行います ■対面、電話による患者さんからの様々な問い合わせの応対を行います ■診察を終えた患者さんには出来る限る速やかな会計を行います ■毎月のレセプトは担当制で業務時間の範囲で行います *訪れる患者さんひとりひとりにハートフルに応対できる方歓迎。 *慣れるまでの間、先輩が専任でフォローとアドバイスします。 *最初は医療知識がなくても大丈夫です! |
雇用形態 | 正社員 |
特記事項 | ■制服(クリーニング付)、靴、貸与。 ■産休育休取得実績:取得率100% (2015年2名、2016年1名、2017年1名) ■有給休暇:取得率100% ■年齢構成(医療秘書・医療事務):女性8名(平均年齢30.5歳) ■秘書検定1級資格手当:10,000円 ■秘書検定受験費用補助あり(2016年合格者2名) ■固定残業代(月24時間分)超える場合は別途支給。 *月間24時間を超えることはありません。 *レセプト期間中も遅くまで残業する事はありません。 ■予防接種など指定疾患については当院全額負担。 ■マスクなどの感染予防備品、当院支給。 ■昼休み(シフト制:2時間)しっかり自分の時間が取れます。 ■発熱外来はありません。 |
勤務地 | 二田哲博クリニック姪浜 二田哲博クリニック天神 |
スタッフ募集
夜勤は
ありません
「外来のみ」でほぼ予約診察ですので、すべての職種に待機や夜勤はありません。
外来のみ
です
「外来のみ」なので入院患者さんへの対応などはありません。
駅のそば
です
姪浜本院も天神分院もどちらも駅の近くで通勤に便利なロケーションです。
専門性が
高まります
甲状腺の病気や糖尿病に関しての知識と経験を高めることができます。