4年目 2016年入職 M.O
インタビュー + スタッフ募集
なぜ、専門クリニックに就職したの?
学生の時に大きな病院で実習させてもらったんですが、1つの検査項目を専門でやると伺ったので。私は検査技師になれたなら色々な検査をやってみたいと考えていたので、クリニックを選びました。それと夜勤があるのは私には無理かも知れないと思ったのと、福岡で就職したいと思って探していました。
入職後、最初の半年はどうだった?
ものすごくキツかったです。何も分からない。何を聞けばいいのかさえも分からない。予診も採血も上手くできない。薬も覚えられない。私が手が空いているのに、忙しく動いているスタッフのみんなの手伝いができない。できない自分が嫌でした。そんな中、最初に配属になった天神から6ヶ月目に姪浜に異動となりました。正直辞めたいと考えていました。でも、環境が変わったことで『頑張るしかない!』と気持をリセットすることができて、何とか続けることができました。今思えば、あの時辞めていたら何も残らなかったと思います。今、私は毎日「得ること」があるので、本当に辞めなくって、続けてよかったと思っています。
臨床検査技師ってどんな仕事だと思う?
私は人と接するのが得意ではないと思っていたので、検査室の中で完結して検体と向き合う仕事という事で臨床検査技師になったのですが、ここで実際に働き始めて、不得意だと思っていた処置室で患者さんと接するようになってわかったことがあります、それは臨床検査技師は、検査室で検査の結果を出すだけが仕事ではなく、検査結果を見て、判断し、常に正確性を保つための機器のメンテナンスを行ったり、準備を怠らないことが大事だと今は思います。そう思えるようになったのは、患者さんと接することで、私たちは検体を観ているのではなくて、患者さんを観ているんだと気づいたからです。ですから、臨床検査技師は迅速で正確な検査結果を出すことで、患者さんの治療に大きく関わっているのだと私は考えています。結果が出なければ、診療ができない。検査をきちんと廻すことが大事だと考えています。
どうやって仕事ができるようになっていったの?
うちのクリニックでは看護師と臨床検査技師が協働で処置室を担当しているので、患者さんへの対応や採血、血圧の測り方などひとつひとつ私のペースに合わせて教えてくれました。特に検査機器の操作方法などはマンツーマンで先輩が教えてくれました。私は持ち歩いても邪魔にならないようなメモ帳を常に持っていて、教えてもらったことはその場でメモを取りました。それを仕事が終わってからノートにまとめていきました。
今、どんな仕事を任されているの?
検査室では生化学や免疫、尿検査、細胞診の染色をすべてをやっています。処置室では採血、患者さんの状態の聞き取り、運動負荷心電図、脈波伝播速度測定、神経電動速度、X線検査、骨塩測定、体組成測定などの各種生理検査を、超音波室では甲状腺の超音波や頸動脈ドプラなどの検査を行っています。
学生のうちにこれだけはやっておいた方がいいってこと、ある?
うちは有給を取りやすいのですが、やっぱり長期間のお休みはなかなか難しいので、長い間出かけるような旅行に行っておくといいと思います。それとバイトはやっておいた方がいいと思います、特に接客があるようなものだと人間関係と言うか、社会人としての対応を学べると思います。先輩後輩などの上下関係なんかも知っておいた方がいいです。よく言われることですが、学生と社会人とは全然違うので少しでも分かっていた方がいいと思います。
学生のみなさんにひと言。
私はずっと表に出ること、人と接することが苦手だと思っていました。でも、社会人になって臨床検査技師になって、仕事で多くの患者さんと接しなくてはならなくなって、最初は正直苦手だなと思っていたのですが、毎日繰り返していくうちに、「人と話す」ということが楽しく思えるようになってきました。自分でも驚いています。楽しく思えるようになってきてからは、スタッフだけでなく患者さんも含め出会ったひとたちから毎日何かを貰っている、と気づきました。これは、やってみないと分からないことだと思います。私も辞めようと思ったことはありましたが、本当に辞めなくてよかったと今は言えます。続けなければ得られないことってあるんだと今は実感しています。
インタビュー
臨床検査技師からは、入職時期が異なる4人を紹介します。
募集要項
二田哲博クリニックの臨床検査技師は、糖尿病・甲状腺の専門クリニックとして重要な検査結果を、速く、正確に出すことが求められます。担当する検査内容も幅広く、様々な検査機器を扱います。そのため、糖尿病・甲状腺に関係した検査、検査機器に関するキャリアを数多く積むことができます。それだけではありません。検査室内の作業だけでなく、処置室で患者と直接触れ合い、会話するコミュニケーション能力も高まります。
職種 | 臨床検査技師 |
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仕事内容 | 二田哲博クリニックには姪浜・天神それぞれ院内に「臨床検査室」があり、その日来院した患者の血液や尿など、診察を行う上で欠かすことのできない検査結果を約40分程度で出し、すぐに電子カルテを通じて診察に役立てています。そのため、臨床検査技師が担う役割は大変重要です。また、甲状腺疾患の場合は、院内にある「超音波検査室」でエコーをとっています。甲状腺専門のクリニックでもあるので、多くのエコーの経験を積むことができます。
■採血・バイタル測定 →採血・血圧・体重測定などを行います ■予診 →電子カルテから情報収集し、診察に必要なことを患者から聞き取り、電子カルテに記録します ■検体検査 →検査機器に受診患者を登録し、検査機器を操作します。検査結果が出たら電子カルテに送信します →各検査機器の精度を管理します ■生理検査 →心電図、運動負荷心電図、血流量検査、神経伝達速度検査、骨塩などの各種検査とレントゲン補助を行います ■超音波検査 →エコーで甲状腺の画像を撮り、診断名をつけます →アイソトープ治療の補助を行います |
雇用形態 | 正社員 |
特記事項 | ■制服(クリーニング付)、靴、貸与。 ■産休育休取得実績:取得率100% (2015年2名、2016年1名、2017年1名) ■有給休暇:取得率100% ■年齢構成(臨床検査技師):女性13名(平均年齢27歳) ■平均勤続年数:4.1年 ■糖尿病療養指導士資格手当:あり ■固定残業代(月24時間分)超える場合は別途支給。 *月間24時間を超えることはありません。 ■予防接種など指定疾患については当院全額負担。 ■マスクなどの感染予防備品、当院支給。 ■昼休み(シフト制:2時間)しっかり自分の時間が取れます。 ■発熱外来はありません。 |
勤務地 | 二田哲博クリニック姪浜 二田哲博クリニック天神 |
スタッフ募集
夜勤は
ありません
「外来のみ」でほぼ予約診察ですので、すべての職種に待機や夜勤はありません。
外来のみ
です
「外来のみ」なので入院患者さんへの対応などはありません。
駅のそば
です
姪浜本院も天神分院もどちらも駅の近くで通勤に便利なロケーションです。
専門性が
高まります
甲状腺の病気や糖尿病に関しての知識と経験を高めることができます。