2年目 2019年入職 H.S
インタビュー + スタッフ募集
どうして医療秘書を目指したの?
最初から「結婚しても続けられる仕事に就きたい」と考えてました。そこで医療事務の資格が取れる学校へ進学しました。医療というよりも事務の仕事がしたかったんです、受付とか案内とか人と接する業務ではなくて、裏方で手続とか書類とかを整理する事務職。そんな仕事が自分に向いていると思っていました。応募したのも「医療事務」でした。合格を頂いた際に二田理事長から「医療秘書をやってみないか」と言われ、特に何も考えず「はい!」とお返事したのがきっかけです。
入職後、どうだった?
ビックリ!!!しました。医療秘書として勤務した初日にすぐに「これは厳しい・・・」と思いました。先輩の仕事を見学していただけなんですけど、とにかく大変そうで頭の中は不安しかありませんでした。正直「私にはできる気がしない・・・」と思っていました。そんな私に先輩医療秘書が1人、付きっきりでゼロから教えてくれました。とても丁寧に分かりやすく医療秘書の仕事とは何か、役割とは何かを教えてもらいました。診察を重ねていく中で徐々に仕事を覚えていきました。1人で医師に付くようになったのは入職して10ヶ月経った頃です。
医療秘書をやってみてどう?
「大変」の一言です。私は受付や事務と言った仕事を目指して学校に通っていたので、入職してから勉強しました。私の通っていた学校は3年制で病気や治療方法についても広く浅くは学んでいました。でも、ここは専門クリニックなので知っている程度ではだめで糖尿病と甲状腺の病気について深く詳しく知っておかなければなりません。業務中に出てきた判らないことが出てくると、病気については先輩医療秘書や医師に教えてもらい、治療に使う様々な薬については電子カルテの中にある薬の辞書で調べたりと、判らないままにせずなるべくその場で解決していきました。とにかく毎日新しく知らないことが出てくるので覚えることがたくさんありました。
学生の時と比べて何が変わった?
ただ学校に行き、授業で出てきた事、例えば新しい用語をひたすら覚えていればそれだけでよかった学生時代とは違い、仕事の場合同じ新しい用語でもすぐに「使えるようにならないと意味がない」ということが判りました。単に用語を覚えるのではなく、診察全体の流れを理解した上で使えるようになって初めて理解できたことになるのだと実感しています。ひとつのパターンを丸暗記しても状況が少しでも変化すると全く対応できなくなってしまう。だから覚えた用語を活かすための「知識」が大切なのだと。今は常に頭の中がフル回転している、そんな感じです。学生の頃は1日がとても長く感じていましたが、今は本当にあっという間に過ぎている感じがしています。今、とっても充実しています。
どんな風に学んだの?
私は在学中に診療報酬請求事務能力認定試験、いわゆる医療事務の財団の資格を取っていました。そして当院に就職してから診療情報管理士の資格を取得しました。どちらも医療事務系の資格です。資格を取るために学校を選んだこともあり、医療事務のことをずっと学んできましたが、医療秘書の仕事の場合、事務ではなく医療の専門知識が必要なんです。そして医療秘書を学ぼうとした時、学校で使っていた教科書や参考書のようなものはなく、自分で調べていかなくてはいけないというのが同じ勉強でも大きな違いだと思います。私の場合、先輩医療秘書や医師が快く、丁寧に教えてくれたことがとてもありがたかったです。
医療秘書ってどんな仕事?
医師の診察を助けるのが医療秘書の役割です。医師が目の前の患者さんだけに集中して診察ができるように、電子カルテに処方や検査オーダーを入力したり、診察の様子や会話を正確に、完結にまとめて入力したりと、業務のほとんどが医師とのやりとりです。患者さんとは待合室から診察室まで案内するぐらいであまり関わることはありません。ほかに処置室や検査室などに行き、連絡事項を伝えると言った感じです。医療秘書になって1年半、ようやく大変ですが楽しいと思えるようになりました。特に医師から「ありがとう!」と声をかけられた時は自分が医療秘書として少しは貢献できているという実感があります。最初はただただ大変でした。必死でした。でも用語を覚え、診療全体の流れが段々判ってくると同時に、今自分が何をすべきなのかが判るようになってきて、そして医療秘書が「楽しい」と感じられるようになりました。
今どんな感じ?
1人で出来るようになりましたが、まだまだ覚えていきたいことがたくさんあります。学校と違って新しいことがでてくるとそれを覚えるのも「楽しい」と思えるようになりました。どんどん新しいことを覚えて出来ることがもっともっと増えるようにしていきたいと思っています。少しは医療秘書ができるようになったとは言え、常に新しい仕事があって、覚えることがあるので、まだまだこれから頑張ろうと思っています。それと私事ですが就職する時の目標だった「ひとり暮らし」を始めようかと密かに考えています。就職したらすぐにできる!と思っていたのですが、勤務初日に考えが甘いことに気づかされました。ずっと独立できるように貯金したり準備をしているのと、医療秘書の仕事も少しは出来るようになってきたので、そろそろかな?と考えています。
学生のみなさんに一言。
医療秘書の仕事は学校では教えてくれません。ですからほぼ全て就職してから覚える感じです。私は医療事務や受付が自分に向いていると思っていましたが、今は医療秘書が向いているのではと思えるようになってきました。人と接するよりも事務処理のような仕事がしたい人には向いているのかも知れません。私がそうだったようにやってみると意外と向いているということもあると思います。真面目に取り組むのが得意だったり、周りの空気を感じ取ったり、何事も一生懸命頑張るような人はチャレンジしてみて欲しいです。それと、私は文章を書くのが苦手で、今苦労しています。もっと学生の時に本を読んでおけばよかったなと思っています。要点を的確に短い文章にまとめるのってとても難しいので、今の私の努力目標でもあります。
インタビュー
医療秘書からは、入職時期が異なる2人を紹介します。
募集要項
二田哲博クリニックの医療秘書は、糖尿病・甲状腺の専門医と共に診察室で患者の治療を行います。専門医と共に治療や検査の計画を立て、医師の指示を各部署へ連絡しスムーズな連携を図り、診療内容を的確にまとめて電子カルテに記録したり、最新研究データの収集と整理を行ったり、時には医療事務・受付として患者へのきめ細やかな応対をします。専門医が目の前の患者に集中するためにサポートするのが医療秘書です。そのため、糖尿病・甲状腺の病気についての専門的な高い医療知識が身につきます。
職種 | 医療秘書 |
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仕事内容 | 医師をアシストする医療秘書のスペシャリスト。医師の指示を看護師や検査技師に伝える院内の司令塔的存在として当院では医療秘書の中でも「専門職」としています。
■医療コーディネート(医師と共に治療や検査計画の立案) ■ディレクション(医師の指示を各部署へ連絡・連携を図る) ■医療オペレート(診察内容を的確にまとめ電子カルテに記録) ■最新研究サポート(データの収集と整理) ■医療事務・受付(患者へのきめ細やかな応対) *初心者には現役先輩ドクターアシスタントが専任でアドバイス。 (現ドクターアシスタントの全員が未経験でした) *専門医と同等に会話ができる程の高い医療知識が身につきます。 *当院の診療の中枢を支える重要な職務です。 |
雇用形態 | 正社員 |
特記事項 | ■秘書技能能力手当制度 *当院規定により6段階で技能を評価。 秘書としての技能を勤務年数にかかわらず個人の能力を評価します。 ■制服(クリーニング付)、靴、貸与。 ■産休育休取得実績:取得率100% (2015年2名、2016年1名、2017年1名) ■有給休暇:取得率100% ■年齢構成(医療事務):女性7名(平均年齢28.5歳) ■秘書検定1級資格手当:10,000円 ■秘書検定受験費用補助あり(2016年合格者2名) ■固定残業代(月24時間分)超える場合は別途支給。 *月間24時間を超えることはありません。 *レセプト期間中も遅くまで残業する事はありません。 ■予防接種など指定疾患については当院全額負担。 ■マスクなどの感染予防備品、当院支給。 ■昼休み(シフト制:2時間)しっかり自分の時間が取れます。 ■発熱外来はありません。 |
勤務地 | 二田哲博クリニック姪浜 二田哲博クリニック天神 |
スタッフ募集
夜勤は
ありません
「外来のみ」でほぼ予約診察ですので、すべての職種に待機や夜勤はありません。
外来のみ
です
「外来のみ」なので入院患者さんへの対応などはありません。
駅のそば
です
姪浜本院も天神分院もどちらも駅の近くで通勤に便利なロケーションです。
専門性が
高まります
甲状腺の病気や糖尿病に関しての知識と経験を高めることができます。